Alternative Media Gathering

2005/02/13 Alternative Media Gathering #2 "もうひとつのメディア"のつどい

remo では昨年にも、韓国の MediAct.org の研究者、スペインの LasAgencias.orgのアート・アクティヴィストを招き「もうひとつのメディアのつどい」を開催してきました。今回も、個人を発信源とするメディア実践のさらなる活性化を企図して、アスケ・ダムの先駆的な実践をプレゼンテーションしていただきます。70年代末から80年代初頭にかけて日本各地のケーブルテレビにみられた、萌芽的な自主メディアの貴重な映像をみながら、北欧でのコミュニティ・チャンネルの盛衰、携帯電話の動画撮影機能やホームサーバなどに顕著な最近のディジタル技術とわたしたちの文化について、存分に語っていただきます。現代における社会科学者とアーティストの役割を見据えた、その本質的な言葉は聴きのがせません。

日時:2005年2月13日(日) 15:00-19:00(通訳あり)

ゲスト:Aske Dam
アスケ・ダムは、一九四一年、デンマーク生まれ。一九七〇年代以降、日本のメディア・アートやニューメディアをめぐる営みのあちこちに彗星のように現れ、足跡を残し、ふたたび消え去って、また姿を現すということを繰り返してきた。北欧らしい、グローバルで、混成的なスタイルと、鶴見俊輔のいった「限界芸術」を地でいくような活動を展開しながら、若くて才能のあふれるアーティストや地域のメディア表現者たちを、暖かい笑顔ではげまし、ずば抜けた行動力で支えてきた。

参考:水越伸・吉見俊哉編『メディア・プラクティス 媒体を創って世界を変える』せりか書房(2003年)

入場料:500円

REMO DESK 2005年02月13日

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