ワークショップ

〈メディアジム〉 参加者公募のご案内 >> 終了しました

近年、ラジオやテレビ、カメラから家電製品に至るまで、私たちにとって日常的な機器は高度に情報化され、制御や通信の至るところがデジタル化されてきました。もはや、機械の仕組みや物質と情報との原理的な関係など意識する必要さえないかのように思われるほどです。しかし、こうした「ブラックボックス」化は、機器の基本的な仕組みを忘れることでもありました。モノをかつてのように分解し、修理し、あるいは改良するといった行為は容易なことではありません。

このたびremoでは「メディアジム」と称し、次代を担う芸術家のために、電子回路、電気信号、電波といった基本的な技術の仕組みと原理とを実践的に学びなおすことで、いわばメディアに対する「基礎体力」を培うための学習機会を提供します。具体的には、微弱電波等を用いたアナログ表現から、インターネットやハイヴィジョン等を利用したデジタルな表現手法、さらには各種センサーやスクリーンといった装置の作成など、手ずから試みるワークショップを予定しています。

メディア技術に対する自律的な思考と技術をあわせ持つことは、今後ますます豊かな表現を育むために重要なファクターとなるでしょう。メディアジムでは、メディア芸術家がワークショップと交流を通じて汎用メディア技術の基礎をふまえた発想を加速させ、遠からず、芸術家自身の斬新な新作の考案をもって世界に臨むことを目指しています。

講師陣としては、粉川哲夫氏、芹沢高志氏、Franco 'bifo' Berardi氏など、技術と表現における先駆的な実践者を予定しています。メディアジムの特徴は、このような講師陣から直接指導を受け、あるいは相談ができること、そして、参加する新進メディア芸術家同士が相互に学習の場を共有するといった、ダイレクトな交流の場にあります。

REMO DESK 2011年05月20日 | 固定リンク | トラックバック (0)

その他

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2011/05/12 キュレーションのハードコア3~ 問いとしてのアクション~

今回はremoで以前に行いましたキュレーションのハードコアのご案内です。今回は大阪市此花区の「梅香堂」にて開催されるとのことです。明日となってしまいましたが是非足をお運びください。


キュレーションのハードコア3
~ 問いとしてのアクション~

■日時:2011年5月12日(木) 19:00-21:00 (開場18:30-)

■入場料:500円

■場所:梅香堂 http://www.baikado.org/docs/upcoming.html
 〒554-0013 大阪府大阪市此花区梅香1-15-18 T/F(06)6460-7620

■トーカー

遠藤水城(司会)「キュレーション、オルタナティヴとインディペンデント」
後々田寿徳 「アートスペースの可能性と不可能性」
徳山由香 「アートという制度をつくる、キュレーション」
鷲田めるろ 「キュレーションとローカリティ」
甲斐賢治 「ハードコアなキュレーション」

■ステートメント

キュレーションとは、たんに展覧会を企画することではありません。それは、美術を含めた広い意味での「文化芸術」を「社会」と繋ぐ媒介的な働きのことです。しかしその「媒介」は、なにかをそのまま、あるいは分かり易く伝えることではありません。媒介であることそのものが独自の方法論を持ちえ、ある種の自律性を備えうる点にキュレーションという行為の核心があります。

アートと社会の媒介と してのキュレーションは、その独自の方法論によって、アートのあり方と社会のあり方の両方を同時に問題化し、両者の可能性と限界を示し、より良い未来のための両者の変更可能性をも示しうるものです。つまり、キュレーションは文化芸術と社会、両者に働きかける意志の行為です。

私たちは、キュレーションの意志を確認し合い、その可能性を共有したいと思います。それは立場によって異なるさまざまな「問い」としての「アクション」を肯定することです。そうやって、アートに期待される「答え」としての「リアクション」の氾濫を、私たちは乗り越えていきたいと考えます。

遠藤水城
徳山由香

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