展覧会

ライブ/パフォーマンス

2011/1/28-2011/02/06 Yukihiro TAGUCHI moment - TATAMI 田口行弘 新作のインスタレーション

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*開催日時
1月28日(金)18:00~オープニング・イベント with 狩集広洋 & DJ sano minoru
2011年1月29日(土)~2月6日(日)15:00~20:00

*会場: remo/コーポ北加賀屋
559-0011 大阪市住之江区北加賀屋5-4-12
*アクセス: 地下鉄四つ橋線北加賀屋駅「4番出口」から徒歩5分。
*入場無料

映像史においても画期的な屋外公共空間におけるアニメーションを行う田口行弘をベルリンから招き、大阪にて滞在制作した新作の発表を行います。
空間そのものの変化をアニメーション化する「パフォーマティブ・インスタレーション」という独自の方法により生み出される映像は、空間に介入するアーティスト自身による不可視の行為の痕跡であると同時に見るものの身体的な空間知覚にも作用するものとなります。
ギャラリーの床板をはがし展覧会期中に少しずつ移動させ日々の変化をデジタルカメラで撮影、その写真を連ねたストップ・モーション映像からなる代表作「Moment - performatives spazieren」に続き、今回大阪では、出身の港南造形高校の後輩たちをはじめとするプログラム参加者とともに、あらたな素材を用いた新作に取り組みました。作品のダイナミックな空間作用を、是非この機会にご体験ください。

*会場は冷えることが予想されますのであたたかい服装でご来場ください。

*プロフィール
田口行弘 Yukihiro TAGUCHI
1980年、大阪生まれ。大阪府立港南造形高等学校出身、2004年に東京藝術大学美術学部絵画科卒業後、ベルリンを拠点に制作活動を展開。枠組にとらわれない豊かな発想と大胆な作品づくりを存分に表現した映像作品「Moment - performatives spazieren」で2008年文化庁メディア芸術祭アート部門優秀賞およびアジアデジタルアート大賞優秀賞を受賞、2011年3月18日からは森美術館MAMプロジェクト014に取りあげられるなど、今後ますますの活躍が期待される大阪のアーティスト。

REMO DESK 2011年1月18日 | 固定リンク | トラックバック (0)

remoscope

ワークショップ

2011/01/30 remoscope workshop in 天王寺七坂

「オープン台地 in OSAKA -上町台地の生活鑑賞ツアーコレクション-」参加プログラム
remoscope workshop in 天王寺七坂


*日時:1月30日(日) 10~15時(昼食休憩あり)
*会場:應典院研修室B(大阪市天王寺区下寺町1-1-27)
*地図:http://www.outenin.com/modules/contents/index.php?content_id=17
*定員:10名(要予約)

remoscopeとは、remoが考案した映像ワークショップ。リュミエール・ルール*に則って撮影すれば、初心者・経験者を問わず「作品」をつくることができます。また制作された作品を、みんなで鑑賞し句会のように楽しみます。天王寺七坂の風景を、あなたの視点で切り取ってみませんか (機材はこちらで用意しています)。

*リュミエール・ルール(6つのルール)…
 固定カメラ/無音/無加工/無編集/ズーム無し/最長1分

*ご予約:
●専用フォームからのご予約はこちら(http://my.formman.com/form/pc/nBMBQ3EakADPYNV3/)
●メール・電話(平日9時~17時半)でのご予約の方は、
MAIL:info@uemachi-hope.net
TEL:090・4492・0574(オープン台地イベント専用ダイアル)にて、
・代表者氏名・連絡先(telまたはemail)・参加人数をお教えいただき、参加希望プログラム「remoscope」とお答え下さい。
●ご予約〆切は2011年1月24日(月)17時半まで。先着順。それ以降はお電話でお問い合わせください。
TEL:090・4492・0574(オープン台地イベント専用ダイヤル/平日9時~17時半)

*お問い合わせ:
上町台地マイルドHOPEゾーン協議会まで
MAIL:info@uemachi-hope.net
TEL:090・4492・0574(オープン台地イベント専用ダイアル)

*主催:上町台地マイルドHOPEゾーン協議会 
*共催:應典院寺町倶楽部(コモンズフェスタ2010/2011内プログラム)
*企画:remo[NPO法人remo/記録と表現とメディアのための組織]

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トーク/レクチャー

ワークショップ

2011/02/05 映像ワークショップ体験講座「音読式映像ワークショップ」

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*日時: 2011年2月5日(土)13:00- 15:00
(16:00よりシンポジウム「映像の強度へ」が開催されます。)

*映像ワークショップ講師: 藤井光(美術作家)
*読書会メディエーター: 櫻田和也(翻訳者)

*会場: コーポ北加賀屋(大阪市営地下鉄四つ橋線 北加賀屋駅徒歩5分)
*参加: 無料(当日は、該当する本をお持ちください)
*予約: 先着順(5名程度、1月20日までにお申込ください)
*申込: info@remo.or.jp

本の音読と映像撮影を組み合わせたワークショップです。
フランコ・ベラルディ(ビフォ)『プレカリアートの詩―記号資本主義の精神病理学』(河出書房新社)の音読を行いながら、その様子を映像に記録していきます。

REMO DESK 2011年1月16日 | 固定リンク | トラックバック (0)

トーク/レクチャー

2011/02/05 映像とワークショップのあり方を考えるシンポジウム「映像の強度〈マグニチュード〉へ」

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*日時: 2011年2月5日(土)16:00- 19:00
(13:00- 15:00 ワークショップ音読式ワークショップ、20:00- alternative media gatheringが開催されます。)

*話者: 藤井光 会田大也 清水建人 櫻田和也
*進行: 久保田テツ

*会場: コーポ北加賀屋(大阪市営地下鉄四つ橋線 北加賀屋駅徒歩5分)
会場は冷えることが予想されますのであたたかい服装でご来場ください

*参加: 予約不要+無料(ただし会場席数には限りがあります)
*お問い合わせ: info@remo.or.jp

ニューヨーク世界貿易センタービル崩壊という強烈な視覚的・同時代的経験により幕開けを迎えた21世紀も、はや10年。20世紀前夜リュミエール兄弟らの「発明」以来、映像の記録・再現技術が一般化した100年を超えて、わたしたちは映像のますます氾濫する時代をどのように舵取りできるでしょうか。
 おそらくは、そのような問題意識を背景として、とりわけ携帯端末の動画撮影機能や動画共有サイトの普及した今世紀にはいり、「映像ワークショップ」といわれる様々の試みが全国各地で広く行われるようになりました。しかし、デジタル編集・制作システムを学ぶ技能講習から、映像の読み書きをまなぶメディア・リテラシー教育、子どもたちによるストップ・モーションのアニメーション作りに至るまで、ひとくちに「映像」ワークショップといえども、その目的も方法にも様々なかたちがみられます。
 remoでは本年度、こうした時代に能動的な行為として映像にかかわる身体づくりの方法=映像ワークショップという手法に着目して調査研究を行ってきました。その結果、たんに映像制作が可能となるような撮影や編集といったスキルの向上を図るだけではない、根源的な映像の〈強度〉ともいうべき力に価値をおいた試みの意義を再発見するに至りました。
 そこでこの度、とりわけ現代美術におけるワークショップ事業において〈映像の強度〉を根底にすえた事業を企画・実践してこられたアーティストやキュレーターが一同に会し、それぞれの取り組みを共有し、各々の試みを再考し、今後より精度・効力を高めつつ相互協力を深め、ますますひろく社会に還元してゆくプログラムづくりにいかす機会として、映像とワークショップのあり方を考えるシンポジウムを開催いたします。
凍返る春節に工場跡地での会場となりますが、みなさま是非ご参集ください。


藤井光
1976年生まれ。美術作家。パリ第8大学美学・芸術第三博士課程DEA卒。1995年渡仏。フランスでメディア・アーティストとして活動を始めるが、2005年帰国以降、現代日本の社会政治状況を直截的に扱う表現活動へと転換。社会運動と芸術の関わりについて制作および研究を行なっている。高校生・派遣労働者などを対象にした映像制作ワークショップを通して映像メディアの民主化に努める傍ら、大学やアートスクールでのレクチャーやトークも多い。

清水建人
1976年生まれ。2001年よりせんだいメディアテーク学芸員として、現代美術やメディア・アートのプロジェクトを企画。主な企画展は「関口敦仁・中原浩大・高嶺格 景観-もとの島」「Re:search オーストラリアと日本のアート・コラボレーション」「高嶺格 大きな休息」など。仙台地域の視覚芸術振興のためのプロジェクト「仙台芸術遊泳」や、地域のミュージアム活性を図る「仙台宮城ミュージアムアライアンス」などのプロジェクトにも携わる。

会田大也
1976年生まれ。ミュージアムエデュケーター。東京造形大学、IAMAS(情報科学芸術大学院大学)卒。2003年より、山口情報芸術センター[YCAM]勤務。2009年よりMaemachi Art Center(MAC)に入居&運営。美術が人間へ干渉する現象を観察するべく、公私ともに日々のプロジェクトをこなす。おもな企画として、藤井光「meet the artist 2010 自分のメディアを創る」プロジェクト(YCAM)、オリジナルワークショップ「walking around surround」(YCAM)など。

櫻田和也
1978年生まれ。大阪市立大学都市研究プラザ特任講師。2000年よりフリーランスのUn*xサーバ技術者。2003年よりNPO remo [記録と表現とメディアのための組織] 研究員として時空間メディアや社会的メディア実践にかんする調査研究および展覧会等の企画・制作。翻訳書にフランコ・ベラルディ(ビフォ)『プレカリアートの詩―記号資本主義の精神病理学』河出書房新社 2009年。

久保田テツ
大阪大学コミュニケーションデザイン・センター特任准教授。1995年より文化政策に関するコンサルタントに従事し調査研究を行う。2000年より早稲田大学非常勤講師。映像・音楽作家としても活動する。2010年よりNPO remo [記録と表現とメディアのための組織] 代表理事。

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Alternative Media Gathering

トーク/レクチャー

2011/02/05 Alternative Media Gathering「もうひとつのメディア」のための集い / 2011春 「韓国独立音楽☆ブンガブンガレコード来たる」

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*日時: 2011年2月5日(土)20:00- 22:00

*ゲスト: ゴン社長(コ・ゴニョク)+ブロッコリーお前もか(ユン・ドグォン)

*会場: コーポ北加賀屋(大阪市営地下鉄四つ橋線 北加賀屋駅徒歩5分)
*参加: 予約不要+無料(ただし会場席数には限りがあります)
*お問い合わせ: info@remo.or.jp

2008年リリース「安物のコーヒー」が88万ウォン世代といわれる高学歴ワーキングプアの圧倒的支持で社会現象を巻き起こし、2009年韓国大衆音楽賞で3部門を独占、同年ゴールデンディスク賞ロック部門や2010年韓国PD大賞を少女時代と分けあうなど話題騒然の「チャンギハと顔たち」所属レーベルからゴン社長が緊急来日!今やトクマルシューゴの韓国リリースを手がけるなど大躍進のブンガブンガレコード、家内制手工業からはじまった自主制作レーベルの知られざる秘密を語る。

「チャンギハと顔たち」にならぶ有名バンド「ブロッコリーお前もか」リーダーのユン・ドグォンもレーベル初期から事業企画に携わるブレーン。2006年「持続可能なタンタラ(芸人)生活」を宣言したかれらは弘大(ホンデ)インディーズ・シーンからいかに浮上しえたか、そしてアジア進出後も果たして音楽生産共同体的な平等主義は貫徹できるのか。文化資本主義の時代に生産者は生産的でありつづけることは可能か?日本で売れたりしてもまたremoに来てくれることがあるだろうか。当日は手工業的韓日逐次通訳でトーク&プレゼンテーション。


ゴン社長(コ・ゴニョク)
済州道出身の1981年生まれ、平日は心理学を専攻する大学院生として大田広域市在住、週末は「きつい趣味」としてブンガブンガレーベルの代表を務める。話術で音楽生産をサポートする彼は、最近はサブレーベル「ヨモギ坂青年会」を設立、自主制作型独立音楽の持続を計っている。

ユン・ドグォン
昌原市出身の1982年生まれ、ブンガブンガレコードのブレイン。リーダーを担う「ブロッコリーお前もか」のヒットで専業アーティストの道へ進み、発売したセカンドアルバムも好評を得ている今、最大の悩みは「大家さんが家賃を上げたらどうしよう」らしい。

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