上映会

2003/04/10-19 Ufer! Art Documentary 

日本では数少ないアートドキュメンタリーの制作を手掛けるUfer! ArtDocumentary(ウーファー・アート・ドキュメンタリー)。1992年から1999年まで現代美術の展覧会記録ビデオ「KYOTO ART TODAY」の制作を行い、29巻発刊するとともに、「廃虚から光へ ジョルジュルース」、「森村泰昌GO ON THE STAGE MORIMURA」、「田中敦子 もう一つの具体」、「クシュシトフ・ウディチコ:プロジェクション・イン・ヒロシマ」、また若手映像作家の束芋のドキュ メンタリー「初芋」などを手掛け、モントリオール(カナダ)やポンピドゥーセンター(フランス)、ベルギー、などの数々の国際美術映像フェスティバルにて 上映されています。今回は監督 岸本康氏が7年の歳月をかけて制作しました新作の「OUR MUSEUM」のリリース(4月10日発売)に伴い、今までの12作品の上映を行います。

REMO DESK 2003年4月10日 | 固定リンク | トラックバック (0)

トーク/レクチャー

2003/04/02 Skart アーティストトーク

この度、急遽来日することになったベオグラードのアーティスト、Skartの中心メンバーである二人によるプレゼンテーションを行います。
Skartは、10年にわたる戦争の間、それでもなおアートプロジェクトを展開させてきたグループです。ベオグラードを拠点として活動しているグラフィックデザイナーや建築家によるグループで、今回は中心メンバーの二人が来日します。ポストカードやクーポンなどを配布したり、本を出版するなど、様々なメディアをその都度使いわけながら、また他の団体と共同するなどして社会的な問題を顕在化さ せていくようなプロジェクトを実施しています。<悲しみ>についての個人的な感情を綴った本を出版したり、専門的な訓練を受けていない人たちのオーケストラを組織したり、シングルマザー協会や女性の難民たちが埋もれていく伝統的な刺繍の技術を持つ人々と一緒に働く機会をつくっていくなど、非常に多岐なプロ ジェクトを展開しています。また、戦争について考える機会が多い昨今、1990年代に悲惨な戦争の舞台となったベオグラードで彼らがこういった活動を継続させてきた話は実に興味深いものになるのではないでしょうか。

REMO DESK 2003年4月 2日 | 固定リンク | トラックバック (0)