Alternative Media Gathering

2020/04/11_Alternative Media Gathering_ いかにして 都市は壊れるのか: 集客都市と戦争機械

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Sergei Eisenstein, Strike 1925.

公共空間・都市はだれのものか、そしてセキュリティを脅かすのはだれか? 
債務危機と恐慌・対テロ戒厳令・スペクタクル化といった事態に応じて Alternative Media Gathering ではこのかん、パリ・トリノ・ニューヨーク等世界各地から草の根のゲストを招いては都市をめぐる問いを共有してきました。

そして今日、東京五輪・大阪万博という国家的事業を目前に強化される感染症の検疫体制の下「非常事態の常態化」は外国の話ではなく"いま・ここ"の問題としてある。あらゆる文化事業が中止されるなか、また招致にまつわる汚職から肥大化する運営経費に至るまで様々な問題を指摘されながら、なぜオリンピックだけは早々に延期・強行が宣言されたのか。どうして為政者は戦争の言語を用いるのか。実は断続的に常態化する非常事態のなかで、都市空間には各種センサーを含む監視装置をはじめ軍事由来の技術があまねく組み込まれてきた。いまや戦時体制は、集客都市の欲望を断念させるものではない。戒厳令のもとで企てられるスペクタクル。ふたたび東京から反五輪の会をゲストにまねき現在進行形の報告をいただくとともに、大阪の現場からは次にひかえる万博カジノ問題をみすえて、ともに考える契機としたい。

日時:2020年04月11日(土)13:30-17:00 日時未定
会場:remo / コーポ北加賀屋(大阪市住之江区北加賀屋5-4-12)
参加:無料

ゲスト:反五輪の会ほか

*状況によりオンライン参加をふくめて日時・方法をみなおす可能性があります。
また会場はとても風通しの良い工場ですが海風と花冷えで意外とさむくなるかも知れません。感染症対策とあわせて各自あたたかくしてご来場ください。

共催:反五輪逆流デモ実行委員会・オペライズモ研究会
サイト管理者 2020年4月 3日