Alternative Media Gathering

トーク/レクチャー

2011/12/25 *Alternative Media Gathering 2011冬「もうひとつのメディア」のための集い "都市は誰のものか?" Occupy Wall Streetと2011年の世界をふりかえる

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2011年 --ますます混迷をみせる金融恐慌のなか、世界中の都市でたくさんの人々が街頭にあふれだした。経済危機は天災ではない。人々が都市空間のただなかで取り戻そうとするものは何か?草の根のメディアは運動に何を見いだしたか。

ニューヨークからメディア・アクティヴィストMartin Lucasをむかえ経験を共有し語りあう集い。

*日時: 2011年12月25日(日) 17:00-19:00
*ゲストスピーカー: Martin Lucas + 後藤あゆみ

*会場: remo/コーポ北加賀屋(大阪市住之江区北加賀屋5-4-12)
*会場内は冷えますのであたたかくしておいで下さい

*参加費: 無料

REMO DESK 2011年12月10日 | 固定リンク

ワークショップ

2011/12/03+04+17 メディア・ジム公開ワークショップ— Media Gym : 道具をつくる身体をつくる

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remoでは本年Media Gymと称して、次代を担う新進芸術家にメディア芸術家に求められる基礎的な諸技術の学習機会を提供するワークショップを行ないます。近年ますますブラックボックス化・パッケージ化される「商品」に依存せず自分で出来るものは手ずからつくる力、いわばメディア芸術家の「基礎体力」の向上を目指すのが、Media Gymのもくろみに他なりません。公募により選考された参加アーティスト3組は、すでに各々これまでの活動の枠をこえるあらたな試行錯誤をremoとともに模索してきたところです。そこで今回、その中途報告をかねてMedia Gymにおける試みのプレゼンテーションを行ない、とくに話をきいてみたい講師を招待し、トークセッションの形でみなさまにもご覧いただく機会をもつこととなりました。
皆さまのご参加を心よりお待ちしています。


*開催日時
2011年12月3日(土)15:00-17:00 今福龍太 × contact Gonzo
    12月4日(日)15:00-17:00 遠藤水城 × ROGUES’ GALLERY
    12月17日(土)13:00-17:00 内田聖良

*会場/お問い合わせ:コーポ北加賀屋(大阪市住之江区北加賀屋5-4-12)
(会場内は冷えますのであたたかくしておいで下さい)


●ワークショップ1
12月3日(土)15:00-17:00
今福龍太(人類学者・批評家)× contact Gonzo

“山サーフィン”をしたい。その一言からcontact Gonzoが踏みだした未知の領野。サーフィンは映像の世紀=20世紀的な運動であったともいわれる。サーフィンの本質が「波になる」ことであるなら、大地をサーフすることは可能なのか?遊びとはなにか、スポーツとはなにかを問うてきた人類学者に、ある行為がいかにしてジャンルとして成立するのかを問いかける。


●ワークショップ2
12月4日(日)15:00-17:00
遠藤水城(インディペンデント・キュレーター)× ROGUES’GALLERY
シトロエンに音響機器を載せてクルマの“音”を増幅し、移動する速度そのものの轟音を響かせてきたROGUES’GALLERY。移動機械vehicleそのものをつくることは出来ないのだろうか?農民車のDIY文化がある淡路島における周到な調査をふまえて、彼等はいよいよ制作にかかりはじめた。現在、滋賀県で農作業を実践するキュレーター遠藤水城とともに語る。


●ワークショップ3
12月17日(土)13:00-17:00
内田聖良

世界でもっともシンプルなFMトランスミッター、微弱電波を利用したラジオ発信器をつくるワークショップ。かつてremoでは、電波メディアによる表現の可能性を探索するため実施したことがあった。今回は、メディア技術の“間違った使い方”を発見したいという内田聖良が講師となって、中高生を対象にワークショップを行なう。 
The original idea: Tetsuo Kogawa
http://anarchy.translocal.jp/radio/micro/howtotx.html

(ワークショップ3のみ)
*定員:5名 *要事前申込
*参加費:無料
*参加資格:なし(ただし中学生・高校生を優先させていただきます)
*申込方法:住所、氏名、電話番号、e-mailを明記のうえ、mg@remo.or.jpまでお申し込みください。

REMO DESK 2011年11月16日 | 固定リンク

上映会

2011/12/12 占い師 (算命/Fortune Teller) 上映会

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徐童監督とドキュメンタリーにでてきた唐小雁さんが、上映会のあと会場に来られます。会場のみなさんからの質問もうけつけます。みなさんぜひ上映会にお越し下さい。

*日時:2011年12月12日(月)  open: 17:30 start: 18:00
*会場:remo/ 大阪市住之江区北加賀屋5-4-12
大阪市営四つ橋線北加賀屋駅四番出口より徒歩約5分 tel/fax 06-6686-5757

*上映作品
「占い師」(算命/Fortune Teller) 2009年/129分/DVCAM/字幕 日本語
体に障害を持つ厲百程は、体と脳に障害を持つ妻とともに、路上で占い師をして生計を立てている。彼の客は主に場末の娼婦たちである。厳しい現実の中でも、彼らは笑顔を絶やさず、そして常にしたたかだ。中国の底辺に生きる愛すべき人々を見つめる徐童監督が長期取材した、厚くて暖かいヒューマン・ドキュメンタリー。

*入場無料

*協力:中国インディペンデント映画祭
*お問い合わせ:
アンダーグラウンドの後でー中国ニューインディペンデント映画の現在@大阪
e-mail: maraninhk(at)gmail.com TEL:080-42316997  http://filmunder.blogspot.com/

REMO DESK 2011年11月14日 | 固定リンク

AHA! Project

上映会

2011/10/22 水都大阪フェス2011・水辺のまちあそび 「大阪水辺バル」関連企画 北浜テラスの原点・9.5ミリフィルム上映会 - AHA!協力イベント -

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アマチュアカメラマン・安田辰治郎が昭和4年から8年にかけて撮影した「9.5ミリフィルム」。
そこには、かつての難波橋・中央公会堂・大阪府庁舎・梅田~心斎橋間の地下鉄工事・新世界など、大大阪時代を象徴する貴重な風景が残されていました。

押し入れに眠っていたフィルム映像が、80年の時を超えてデジタル映像として甦ります。
明治時代のレトロ食器に入れたコーヒーを飲みながら、小さな時間旅行を愉しみませんか?


*日時:10月22日(土)・11:00~ ・13:00~ ・15:00~ 
   ※各回12名様限定
   ※各回約1時間を予定

*会場:大阪市中央区北浜1-1-18 忠治郎ビル3F
   ※1Fが「ビストロバール真琴」

*参加費:500円(コーヒー代込)
   ※原価を引いた金額を、東北募金募金にあてさせていただきます。
   ※バルチケットはご利用になれません。

*上映予定作品:
・「大阪動物園」昭和4年
・「神戸海港博覧会」昭和5年
・「大阪行進曲」昭和5年
・「観艦式」昭和5年
・「堺北波ト住吉(波止ト住吉)」昭和6年
・「地下鉄工事」昭和6年
など、およそ10作品
※上映内容は予告なく変更することがあります。
※当日は、デジタル化した映像をプロジェクターにて上映します。

*問合せ:そば切り てる坊(山西)
長野県駒ケ根市赤穂16701-2
TEL:0265-83-6806/090-5968-0866

詳しくは、下記アドレスをご参照ください。
http://osaka-mizubebar.seesaa.net/article/227522585.html

*主催:水辺バル推進協議会、そば切り てる坊
*協力:remo[NPO法人記録と表現とメディアのための組織]

REMO DESK 2011年10月16日 | 固定リンク

remoscope

ワークショップ

2011/10/9 remoscope workshop in 水戸

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今回は水戸市内に期間限定で現れた仮設空間〈喜望峰〉を拠点に水戸の町の映像採集です。
皆様のご参加おまちしております。

*日時:2011年10月9日(日) 14:00-17:30
*場所:仮設☆空間「喜望峰」
http://kibouhou.tumblr.com/post/9661177005
*参加費:500円
*機材:こちらでご用意しております。
*定員:10名
*申込方法:氏名・連絡先(e-mail/電話)を明記の上、tokyo(at) remo.or.jp (at)を@に変えて送信してください。
*企画:remo*TOKYO[NPO法人 remo/記録と表現とメディアのための組織]

REMO DESK 2011年10月 6日 | 固定リンク

上映会

2011/10/09+10/15 記憶の風景~8mmフィルム、懐かしい新しさに出会う夕べ~ AHA!協力イベント

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第4回福岡アジア美術トリエンナーレ2009に参加したAHA!。その際にアーカイブした8ミリフィルムの新たな活用を考えるための鑑賞会が、今秋2回にわたって行われます。お近くの方は、ぜひご参加ください。

ーー

九州大学創立百周年記念 九州大学総合研究博物館特別企画
「記憶の風景~8mmフィルム、懐かしい新しさに出会う夕べ~」

個人宅に眠っていた8ミリ映画をデジタル化したものを、プロジェクターで上映します。個人的な記録や過去の町の知らないはずの風景になぜか、引き込まれてしまう。そんな不思議なひとときです。第一弾の今回は、箱﨑キャンパス界隈のなつかしい映像を中心に上映。ゲストを囲み、わきあいあいと語り合いつつ鑑賞しましょう。

[ 第1回 ]
*日時:2011年10月9日(日) 18:00 開場 18:30-20:00(終了予定)
*会場:九州大学箱崎キャンパス 総合研究博物館第一分館倉庫(旧知能機械実習工場)
*料金:500円(高校生以下無料)

[ 第2回 ]  
*日時:2011年10月15日(土) 開場/開会/閉会時刻は同上
*会場:同上
*料金:同上

*お問い合わせ・お申し込み:九州大学総合研究博物館事務室
tel&fax 092-642-4252
mail office(at)museum.kyusyu-u.ac.jp

*主催:AHA!博多映像の活用を考える会/九州大学総合研究博物館
*協力:remo[NPO法人 記録と表現とメディアのための組織]

REMO DESK 2011年10月 4日 | 固定リンク

上映会

トーク/レクチャー

2011/10/09 収穫(麦收/Wheat Harvest)大阪特別上映

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中国インディペンデント映画祭で上映された作品の一つであるドキュメンタリー作品1本を上映します。今回の企画者である、Ma Ranさんとのトークも予定しています。是非お越し下さい。

*日時:2011年10月9日(日) open: 17:30 start: 18:00
*会場:remo/ コーポ北加賀屋
*入場無料
*協力:中国インディペンデント映画祭
*お問い合わせ:アンダーグラウンドの後でー中国ニューインディペンデント映画の現在@大阪
e-mail: maraninhk(at)gmail.com TEL:080-42316997 
http://filmunder.blogspot.com/

*作品紹介
「収穫」 (麦收/Wheat Harvest)
監督:徐童(シュー・トン)/2008/DVCAM/98分 (中国インディペンデント映画祭協力)

“我永生活在困境里,也正是因一点,我才需要不断的去表�个困境。也是我拍片子的理
由之一。”徐童

「我々は永遠に苦境の中で生きており、だからこそ我々はその苦境を常に伝える必要がある。これがこの映画(ドキュメンタリー)を撮ったひとつの理由だ。」徐童

ホンミャオは北京の床屋で働く、いわば風俗嬢である。仲間や男友達に恵まれ、楽しく毎日を過ごしている。しかし、故郷の父が深刻な病気にかかっており、彼女はその治療費を負担していたのだった。
社会の底辺と思われがちな人々を、生き生きと魅力的に見せてくれる強くて優しいドキュメンタリー。中国でタブー視される性産業従事者を正面から撮ったこの作品は、香港や台湾でも物議をかもした。
Trailer(予告編):http://www.youtube.com/watch?v=NwdCX3nKZgY

監督:徐童(シュー・トン)
1965年北京生まれ。スチールカメラマンとして働く傍ら小説を執筆。映像作品は本作が初めてながら、雲之南記録影像展、香港華語記録電影節で賞を獲り、シネマデジタルソウルでは大賞を受賞している。

REMO DESK 2011年10月 1日 | 固定リンク

上映会

トーク/レクチャー

2011/10/08 END:CIV 上映

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*日時:2011年10月8日(土) open:17:30 start:18:00
*場所:remo/コーポ北加賀屋
*上映作品
END: CIV (監督:フランクリン・ロペス/2011年/75分/日本語字幕:島大吾)
*ゲスト:フランクリン・ロペス氏

「エイリアンが故郷を侵略して木々を切り倒し、水と空気そして食料を汚染したとしたら、あなたは抵抗するだろうか。」私達の文化が常習的に繰り返す組織的な暴力と環境破壊についてのドキュメンタリー[END: CIV]を上映いたします。上映後監督を交えたトークも企画しております。是非お越し下さい。

詳細は http://endcivjp.wordpress.comにてご覧下さい。

REMO DESK 2011年10月 1日 | 固定リンク

remoscope

ワークショップ

2011/10/5 night remoscope workshop in 浅草

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remo*TOKYOがゲストオーガナイザーとして、江戸と現代が交差する再開発地区、浅草でnight remoscopeを展開します。
皆様のご参加を是非お待ちしています。

*日時:2011年10月5日(水) 19:00-22:00終了予定
*場所:アサヒ・アートスクエア http://asahiartsquare.org/?p=2720
*参加費:無料 (機材はこちらでご用意しております。)
*定員:10名
*ゲストオーガナイザー:remo*TOKYO[NPO法人 remo/記録と表現とメディアのための組織]+
アサヒ・アートスクエア:坂田太郎+芳田詠心+大庭圭二
 
*お申し込み方法
氏名・連絡先(e-mail/電話)を明記の上、aas(at)arts-npo.org (at)を@に変えて送信してください。
 
*お問い合わせ
アサヒ・アートスクエア事務局 
TEL 090−9118−5171(事務局専用)/ aas(at)arts-npo.org [(at)を@にご変更下さい。]
10:00-18:00/ 火曜日定休
 
*主催:アサヒ・アートスクエア
*協賛:アサヒビール株式会社

[a-cita café special program 2011]

REMO DESK 2011年9月22日 | 固定リンク

remoscope

ライブ/パフォーマンス

2011/07/16 remoscope workshop in 那覇市若狭

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去る7月16日(土)に、東京・神保町のオルタナティブスペース「路地と人」が各地へワークショップや展覧会を携えて「行商」するプロジェクト「販女(ひさぎめ)の家」にremo*TOKYOが参加、沖縄にてremoscope workshopが開催されました。
レポートが以下に掲載されていますので是非ご覧下さい。

「公民館つれづれ日記」
http://wakasakouminkan.blogspot.com/2011/07/remoscope-in.html
「販女(ひさぎめ)の家」
http://hisagime.sblo.jp/

*日時: 2011年7月16日(土) 13:00- 17:00
*場所:若狭公民館 2F 第2研修室
*参加者:10名 対象:中学生以上
*参加費:100円(保険料等実費)

*主催:若狭公民館
*協力:remo*TOKYO [NPO法人 remo/記録と表現とメディアのための組織] 
[平成23年度情報通信月間参加事業]

REMO DESK 2011年9月22日 | 固定リンク

Alternative Media Gathering

トーク/レクチャー

2011/07/24 "跨" interdisciplinary of Art Practices: 境界をまたぐ芸術実践

台湾のカウンターカルチャーを代表する週刊紙「破 pots」の編集長として活躍してこられたファンさんをはじめ、高雄師範大学芸術研究所からゲストをお迎えし、急遽プレゼンテーションをおこなうことになりました。

かれらが様々なかたちでかかわってきた、台湾のオルタナティヴスペースや地域に根ざしたコミュニティアート、あるいは〈社会志向〉の実践、 数々の事例をまじえて英語でお話いただきます。プロの通訳は用意できませんが、来場者もひざを交えて、ゆっくり共有する機会になればと思います。みなさまのご参加をお待ちしています。


*日時:2011年7月24日(日) 16:30〜

*会場: remo/コーポ北加賀屋
559-0011 大阪市住之江区北加賀屋5-4-12

*ゲスト:黄 孫權 (ファン・スンチュエン)氏 国立高雄師範大学芸術研究所
http://pots.tw/
http://interart.nknu.edu.tw/
http://prezi.com/5q04gupweocs/pots-weekly/
http://www.youtube.com/watch?v=_R0lWePeRE0

*参加費無料

REMO DESK 2011年7月20日 | 固定リンク

ワークショップ

〈メディアジム〉 参加者公募のご案内 >> 終了しました

近年、ラジオやテレビ、カメラから家電製品に至るまで、私たちにとって日常的な機器は高度に情報化され、制御や通信の至るところがデジタル化されてきました。もはや、機械の仕組みや物質と情報との原理的な関係など意識する必要さえないかのように思われるほどです。しかし、こうした「ブラックボックス」化は、機器の基本的な仕組みを忘れることでもありました。モノをかつてのように分解し、修理し、あるいは改良するといった行為は容易なことではありません。

このたびremoでは「メディアジム」と称し、次代を担う芸術家のために、電子回路、電気信号、電波といった基本的な技術の仕組みと原理とを実践的に学びなおすことで、いわばメディアに対する「基礎体力」を培うための学習機会を提供します。具体的には、微弱電波等を用いたアナログ表現から、インターネットやハイヴィジョン等を利用したデジタルな表現手法、さらには各種センサーやスクリーンといった装置の作成など、手ずから試みるワークショップを予定しています。

メディア技術に対する自律的な思考と技術をあわせ持つことは、今後ますます豊かな表現を育むために重要なファクターとなるでしょう。メディアジムでは、メディア芸術家がワークショップと交流を通じて汎用メディア技術の基礎をふまえた発想を加速させ、遠からず、芸術家自身の斬新な新作の考案をもって世界に臨むことを目指しています。

講師陣としては、粉川哲夫氏、芹沢高志氏、Franco 'bifo' Berardi氏など、技術と表現における先駆的な実践者を予定しています。メディアジムの特徴は、このような講師陣から直接指導を受け、あるいは相談ができること、そして、参加する新進メディア芸術家同士が相互に学習の場を共有するといった、ダイレクトな交流の場にあります。

REMO DESK 2011年5月20日 | 固定リンク

その他

その他

2011/05/12 キュレーションのハードコア3~ 問いとしてのアクション~

今回はremoで以前に行いましたキュレーションのハードコアのご案内です。今回は大阪市此花区の「梅香堂」にて開催されるとのことです。明日となってしまいましたが是非足をお運びください。


キュレーションのハードコア3
~ 問いとしてのアクション~

■日時:2011年5月12日(木) 19:00-21:00 (開場18:30-)

■入場料:500円

■場所:梅香堂 http://www.baikado.org/docs/upcoming.html
 〒554-0013 大阪府大阪市此花区梅香1-15-18 T/F(06)6460-7620

■トーカー

遠藤水城(司会)「キュレーション、オルタナティヴとインディペンデント」
後々田寿徳 「アートスペースの可能性と不可能性」
徳山由香 「アートという制度をつくる、キュレーション」
鷲田めるろ 「キュレーションとローカリティ」
甲斐賢治 「ハードコアなキュレーション」

■ステートメント

キュレーションとは、たんに展覧会を企画することではありません。それは、美術を含めた広い意味での「文化芸術」を「社会」と繋ぐ媒介的な働きのことです。しかしその「媒介」は、なにかをそのまま、あるいは分かり易く伝えることではありません。媒介であることそのものが独自の方法論を持ちえ、ある種の自律性を備えうる点にキュレーションという行為の核心があります。

アートと社会の媒介と してのキュレーションは、その独自の方法論によって、アートのあり方と社会のあり方の両方を同時に問題化し、両者の可能性と限界を示し、より良い未来のための両者の変更可能性をも示しうるものです。つまり、キュレーションは文化芸術と社会、両者に働きかける意志の行為です。

私たちは、キュレーションの意志を確認し合い、その可能性を共有したいと思います。それは立場によって異なるさまざまな「問い」としての「アクション」を肯定することです。そうやって、アートに期待される「答え」としての「リアクション」の氾濫を、私たちは乗り越えていきたいと考えます。

遠藤水城
徳山由香

REMO DESK 2011年5月12日 | 固定リンク

展覧会

ライブ/パフォーマンス

2011/1/28-2011/02/06 Yukihiro TAGUCHI moment - TATAMI 田口行弘 新作のインスタレーション

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*開催日時
1月28日(金)18:00~オープニング・イベント with 狩集広洋 & DJ sano minoru
2011年1月29日(土)~2月6日(日)15:00~20:00

*会場: remo/コーポ北加賀屋
559-0011 大阪市住之江区北加賀屋5-4-12
*アクセス: 地下鉄四つ橋線北加賀屋駅「4番出口」から徒歩5分。
*入場無料

映像史においても画期的な屋外公共空間におけるアニメーションを行う田口行弘をベルリンから招き、大阪にて滞在制作した新作の発表を行います。
空間そのものの変化をアニメーション化する「パフォーマティブ・インスタレーション」という独自の方法により生み出される映像は、空間に介入するアーティスト自身による不可視の行為の痕跡であると同時に見るものの身体的な空間知覚にも作用するものとなります。
ギャラリーの床板をはがし展覧会期中に少しずつ移動させ日々の変化をデジタルカメラで撮影、その写真を連ねたストップ・モーション映像からなる代表作「Moment - performatives spazieren」に続き、今回大阪では、出身の港南造形高校の後輩たちをはじめとするプログラム参加者とともに、あらたな素材を用いた新作に取り組みました。作品のダイナミックな空間作用を、是非この機会にご体験ください。

*会場は冷えることが予想されますのであたたかい服装でご来場ください。

*プロフィール
田口行弘 Yukihiro TAGUCHI
1980年、大阪生まれ。大阪府立港南造形高等学校出身、2004年に東京藝術大学美術学部絵画科卒業後、ベルリンを拠点に制作活動を展開。枠組にとらわれない豊かな発想と大胆な作品づくりを存分に表現した映像作品「Moment - performatives spazieren」で2008年文化庁メディア芸術祭アート部門優秀賞およびアジアデジタルアート大賞優秀賞を受賞、2011年3月18日からは森美術館MAMプロジェクト014に取りあげられるなど、今後ますますの活躍が期待される大阪のアーティスト。

REMO DESK 2011年1月18日 | 固定リンク

remoscope

ワークショップ

2011/01/30 remoscope workshop in 天王寺七坂

「オープン台地 in OSAKA -上町台地の生活鑑賞ツアーコレクション-」参加プログラム
remoscope workshop in 天王寺七坂


*日時:1月30日(日) 10~15時(昼食休憩あり)
*会場:應典院研修室B(大阪市天王寺区下寺町1-1-27)
*地図:http://www.outenin.com/modules/contents/index.php?content_id=17
*定員:10名(要予約)

remoscopeとは、remoが考案した映像ワークショップ。リュミエール・ルール*に則って撮影すれば、初心者・経験者を問わず「作品」をつくることができます。また制作された作品を、みんなで鑑賞し句会のように楽しみます。天王寺七坂の風景を、あなたの視点で切り取ってみませんか (機材はこちらで用意しています)。

*リュミエール・ルール(6つのルール)…
 固定カメラ/無音/無加工/無編集/ズーム無し/最長1分

*ご予約:
●専用フォームからのご予約はこちら(http://my.formman.com/form/pc/nBMBQ3EakADPYNV3/)
●メール・電話(平日9時~17時半)でのご予約の方は、
MAIL:info@uemachi-hope.net
TEL:090・4492・0574(オープン台地イベント専用ダイアル)にて、
・代表者氏名・連絡先(telまたはemail)・参加人数をお教えいただき、参加希望プログラム「remoscope」とお答え下さい。
●ご予約〆切は2011年1月24日(月)17時半まで。先着順。それ以降はお電話でお問い合わせください。
TEL:090・4492・0574(オープン台地イベント専用ダイヤル/平日9時~17時半)

*お問い合わせ:
上町台地マイルドHOPEゾーン協議会まで
MAIL:info@uemachi-hope.net
TEL:090・4492・0574(オープン台地イベント専用ダイアル)

*主催:上町台地マイルドHOPEゾーン協議会 
*共催:應典院寺町倶楽部(コモンズフェスタ2010/2011内プログラム)
*企画:remo[NPO法人remo/記録と表現とメディアのための組織]

REMO DESK 2011年1月17日 | 固定リンク

トーク/レクチャー

ワークショップ

2011/02/05 映像ワークショップ体験講座「音読式映像ワークショップ」

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*日時: 2011年2月5日(土)13:00- 15:00
(16:00よりシンポジウム「映像の強度へ」が開催されます。)

*映像ワークショップ講師: 藤井光(美術作家)
*読書会メディエーター: 櫻田和也(翻訳者)

*会場: コーポ北加賀屋(大阪市営地下鉄四つ橋線 北加賀屋駅徒歩5分)
*参加: 無料(当日は、該当する本をお持ちください)
*予約: 先着順(5名程度、1月20日までにお申込ください)
*申込: info@remo.or.jp

本の音読と映像撮影を組み合わせたワークショップです。
フランコ・ベラルディ(ビフォ)『プレカリアートの詩―記号資本主義の精神病理学』(河出書房新社)の音読を行いながら、その様子を映像に記録していきます。

REMO DESK 2011年1月16日 | 固定リンク

トーク/レクチャー

2011/02/05 映像とワークショップのあり方を考えるシンポジウム「映像の強度〈マグニチュード〉へ」

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*日時: 2011年2月5日(土)16:00- 19:00
(13:00- 15:00 ワークショップ音読式ワークショップ、20:00- alternative media gatheringが開催されます。)

*話者: 藤井光 会田大也 清水建人 櫻田和也
*進行: 久保田テツ

*会場: コーポ北加賀屋(大阪市営地下鉄四つ橋線 北加賀屋駅徒歩5分)
会場は冷えることが予想されますのであたたかい服装でご来場ください

*参加: 予約不要+無料(ただし会場席数には限りがあります)
*お問い合わせ: info@remo.or.jp

ニューヨーク世界貿易センタービル崩壊という強烈な視覚的・同時代的経験により幕開けを迎えた21世紀も、はや10年。20世紀前夜リュミエール兄弟らの「発明」以来、映像の記録・再現技術が一般化した100年を超えて、わたしたちは映像のますます氾濫する時代をどのように舵取りできるでしょうか。
 おそらくは、そのような問題意識を背景として、とりわけ携帯端末の動画撮影機能や動画共有サイトの普及した今世紀にはいり、「映像ワークショップ」といわれる様々の試みが全国各地で広く行われるようになりました。しかし、デジタル編集・制作システムを学ぶ技能講習から、映像の読み書きをまなぶメディア・リテラシー教育、子どもたちによるストップ・モーションのアニメーション作りに至るまで、ひとくちに「映像」ワークショップといえども、その目的も方法にも様々なかたちがみられます。
 remoでは本年度、こうした時代に能動的な行為として映像にかかわる身体づくりの方法=映像ワークショップという手法に着目して調査研究を行ってきました。その結果、たんに映像制作が可能となるような撮影や編集といったスキルの向上を図るだけではない、根源的な映像の〈強度〉ともいうべき力に価値をおいた試みの意義を再発見するに至りました。
 そこでこの度、とりわけ現代美術におけるワークショップ事業において〈映像の強度〉を根底にすえた事業を企画・実践してこられたアーティストやキュレーターが一同に会し、それぞれの取り組みを共有し、各々の試みを再考し、今後より精度・効力を高めつつ相互協力を深め、ますますひろく社会に還元してゆくプログラムづくりにいかす機会として、映像とワークショップのあり方を考えるシンポジウムを開催いたします。
凍返る春節に工場跡地での会場となりますが、みなさま是非ご参集ください。


藤井光
1976年生まれ。美術作家。パリ第8大学美学・芸術第三博士課程DEA卒。1995年渡仏。フランスでメディア・アーティストとして活動を始めるが、2005年帰国以降、現代日本の社会政治状況を直截的に扱う表現活動へと転換。社会運動と芸術の関わりについて制作および研究を行なっている。高校生・派遣労働者などを対象にした映像制作ワークショップを通して映像メディアの民主化に努める傍ら、大学やアートスクールでのレクチャーやトークも多い。

清水建人
1976年生まれ。2001年よりせんだいメディアテーク学芸員として、現代美術やメディア・アートのプロジェクトを企画。主な企画展は「関口敦仁・中原浩大・高嶺格 景観-もとの島」「Re:search オーストラリアと日本のアート・コラボレーション」「高嶺格 大きな休息」など。仙台地域の視覚芸術振興のためのプロジェクト「仙台芸術遊泳」や、地域のミュージアム活性を図る「仙台宮城ミュージアムアライアンス」などのプロジェクトにも携わる。

会田大也
1976年生まれ。ミュージアムエデュケーター。東京造形大学、IAMAS(情報科学芸術大学院大学)卒。2003年より、山口情報芸術センター[YCAM]勤務。2009年よりMaemachi Art Center(MAC)に入居&運営。美術が人間へ干渉する現象を観察するべく、公私ともに日々のプロジェクトをこなす。おもな企画として、藤井光「meet the artist 2010 自分のメディアを創る」プロジェクト(YCAM)、オリジナルワークショップ「walking around surround」(YCAM)など。

櫻田和也
1978年生まれ。大阪市立大学都市研究プラザ特任講師。2000年よりフリーランスのUn*xサーバ技術者。2003年よりNPO remo [記録と表現とメディアのための組織] 研究員として時空間メディアや社会的メディア実践にかんする調査研究および展覧会等の企画・制作。翻訳書にフランコ・ベラルディ(ビフォ)『プレカリアートの詩―記号資本主義の精神病理学』河出書房新社 2009年。

久保田テツ
大阪大学コミュニケーションデザイン・センター特任准教授。1995年より文化政策に関するコンサルタントに従事し調査研究を行う。2000年より早稲田大学非常勤講師。映像・音楽作家としても活動する。2010年よりNPO remo [記録と表現とメディアのための組織] 代表理事。

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Alternative Media Gathering

トーク/レクチャー

2011/02/05 Alternative Media Gathering「もうひとつのメディア」のための集い / 2011春 「韓国独立音楽☆ブンガブンガレコード来たる」

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*日時: 2011年2月5日(土)20:00- 22:00

*ゲスト: ゴン社長(コ・ゴニョク)+ブロッコリーお前もか(ユン・ドグォン)

*会場: コーポ北加賀屋(大阪市営地下鉄四つ橋線 北加賀屋駅徒歩5分)
*参加: 予約不要+無料(ただし会場席数には限りがあります)
*お問い合わせ: info@remo.or.jp

2008年リリース「安物のコーヒー」が88万ウォン世代といわれる高学歴ワーキングプアの圧倒的支持で社会現象を巻き起こし、2009年韓国大衆音楽賞で3部門を独占、同年ゴールデンディスク賞ロック部門や2010年韓国PD大賞を少女時代と分けあうなど話題騒然の「チャンギハと顔たち」所属レーベルからゴン社長が緊急来日!今やトクマルシューゴの韓国リリースを手がけるなど大躍進のブンガブンガレコード、家内制手工業からはじまった自主制作レーベルの知られざる秘密を語る。

「チャンギハと顔たち」にならぶ有名バンド「ブロッコリーお前もか」リーダーのユン・ドグォンもレーベル初期から事業企画に携わるブレーン。2006年「持続可能なタンタラ(芸人)生活」を宣言したかれらは弘大(ホンデ)インディーズ・シーンからいかに浮上しえたか、そしてアジア進出後も果たして音楽生産共同体的な平等主義は貫徹できるのか。文化資本主義の時代に生産者は生産的でありつづけることは可能か?日本で売れたりしてもまたremoに来てくれることがあるだろうか。当日は手工業的韓日逐次通訳でトーク&プレゼンテーション。


ゴン社長(コ・ゴニョク)
済州道出身の1981年生まれ、平日は心理学を専攻する大学院生として大田広域市在住、週末は「きつい趣味」としてブンガブンガレーベルの代表を務める。話術で音楽生産をサポートする彼は、最近はサブレーベル「ヨモギ坂青年会」を設立、自主制作型独立音楽の持続を計っている。

ユン・ドグォン
昌原市出身の1982年生まれ、ブンガブンガレコードのブレイン。リーダーを担う「ブロッコリーお前もか」のヒットで専業アーティストの道へ進み、発売したセカンドアルバムも好評を得ている今、最大の悩みは「大家さんが家賃を上げたらどうしよう」らしい。

REMO DESK 2011年1月16日 | 固定リンク