Alternative Media Gathering

トーク/レクチャー

2012/09/02 Alternative Media Gathering 2012秋 「もうひとつのメディア」のための集い Tactics, Tectonics, Metropolis --Territories of Insurrection 戦術 / 築層 / メトロポリス --蜂起の諸領域

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金融恐慌いらい人々が街頭で抗議することは都市の日常となりました。東京でも20万もの人々が政治的中心を包囲したのは記憶にあたらしい出来事でしょう。対象は原子力発電所の再稼働反対ばかりではなく、その他の経済・社会的諸問題へとひろがりをみせています。

そこで今回は、昨年のオキュパイ運動であらたな空間的展開がみられたニューヨークから、いわば都市の時空間における出来事の唯物論ともいうべき理論を思考しつつ実践にとりくむゲストを迎えて、視覚的メディアを用いるかれらの方法論を共有したいと思います。

「それぞれに固有の様態・程度において流動的状態にある諸都市がたがいの位相を理解しあい、いまだ不可視の惑星的な諸都市の相互作用をかいまみて、新しい思考と実践を共に開発していくこと」
--そのような希望とともに、大阪にも来ていただくことになりました。

*他会場でのイベント・企画詳細についてはこちらをご覧ください
http://urbanculture-osaka.tumblr.com/

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*日時: 2012年9月2日(日) 16:00-19:00
*ゲストスピーカー: co-op/t + 高祖岩三郎

co-op/t: ニューヨーク在住の二人の建築家からなるユニットで、建築家としてのキャリアの傍らGlobal
Justice運動等に実践的・理論的に関与してきた。彼/女の理論・ダイアグラムについては「メトロポリスの建築に関わる諸問題」(『VOL 04』以文社、2010、212-231)を参照

Sabu Kohso (高祖岩三郎):ニューヨーク在住の翻訳家・批評家。著書に『死にゆく都市、回帰する巷
--ニューヨークとその彼方』以文社(2010) 『流体都市を構築せよ! --世界民衆都市ニューヨークの形成』青土社(2007) 『ニューヨーク烈伝 --闘う民衆の都市空間』青土社(2006)など

*会場: remo / コーポ北加賀屋 (大阪市住之江区北加賀屋5-4-12)
*参加費: 無料

*協力: 都市文化研究会 + オペライズモ研究会

REMO DESK 2012年8月26日 | 固定リンク

その他

2012/03/24-25 Document Media Gym -- 来日不可のおわびとクロージングパーティのご案内

Document Media Gym -- 来日不可のおわびとクロージングパーティのご案内
このたび4年ぶりに招聘計画を進めてまいりましたフランコ・ベラルディ(ビフォ)氏の来日でしたが、健康上の理由から主治医により長距離飛行は不可能と判断されました。remoとしてもぎりぎりの交渉を試みましたが、最終的には当初の予定をキャンセルせざるをえませんでした。来日不可となりましたこと、また皆様に直前のお知らせとなりましたこと、重ねてお詫び申し上げます。

つきましては、本事業「Document Media Gym」の締めくくりにあたり、心機一転、remoの総力をあげてゲスト講師に集まっていただく機会を設けることといたしましたので、以下のとおりご案内いたします。また、フランコ・ベラルディ(ビフォ)氏にはインターネットを通じて、ご自宅よりご登場いただく時間を設ける予定です。

当日は、ゲスト講師がさらに増える可能性もありますので、皆さんお楽しみに。ぜひDocument Media Gym/農民車ショー最終の週末にご参集ください。

*日時:2012年3月24日(土)・25日(日) 15:00〜
*場所:コーポ北加賀屋
*アクセス: 大阪市営地下鉄 四つ橋線 北加賀屋駅 4号出口より徒歩約5分
参加費無料

24日(土)
15:00 翻訳者とよむ『プレカリアートの詩』/ 櫻田和也 + 内田聖良 + Silvia Siberini
17:00 ビフォ公開インタビュー 01 / RLL + Franco Berardi(bifo)

25日(日) Media Punks! (仮)
15:00 アウトノミアの現在 / 酒井隆史 + 二木信
17:00 ビフォ公開インタビュー 02 / RLL + Franco Berardi(bifo)
18:00 インフォショップとストリートアート / 成田圭祐 + Silvia Siberini
19:00 ポストパンクの現在 / ROGUES’GALLERY + 稲田光造
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ゲスト:
Silvia Siberini (哲学者)
映像史的にも画期的なウォールペイントのストリートアニメーション作品により世界を驚かせたBLUをはじめ、ボローニャで自費出版・自主制作を実践するARTSH.itをはじめ沢山のアーティストたち、またラテン系諸国各地の小集団と協働してきた編集者でもある。

RLL(カルチャージャマー)
RとLとL’の3人組。「wearable
ideas」というコンセプトで、哲学・政治・文化といった知の視覚的転用(Détournement)によるTシャツやzineを制作。サウンドデモやネットラジオ「素人の乱」などでも活動中。http://www.rll.jp/

酒井隆史 (社会思想)
大阪府立大学人間社会学部准教授。主な著書に『自由論』(青土社)、『暴力の哲学』(河出書房新社)、訳書にジジェク『否定的なもののもとへの滞留』(太田出版のち筑摩書房)、ネグリ+ハート『帝国』(以文社)など。昨年末、大阪20世紀の底流を描ききった大著『通天閣--新・日本資本主義発達史』(青土社)を上梓、深くしずかにおおきな反響をよんでいる。

二木信 (音楽ライター)
おもに日本のヒップホップ、アンダーグラウンド・ミュージックの紹介、批評、パーティのレポートを行う。2011年、素人の乱が呼びかけた「原発やめろデモ」に関わる。共編著に『素人の乱』(河出書房新社)、共著に『音の力--ストリート占拠編』(インパクト出版会)、『ゼロ年代の音楽--壊れた10年』(河出書房新社)などがある。現在、『WEBRONZA』や紙版『ele-king』などで連載中。近く『すばる』で連載開始予定。

成田圭祐 (IRA)
国内外のカウンターカルチャー・社会運動から発信される情報、物、そして人が集まるインフォショップ「イレギュラー・リズム・アサイラム(IRA)」を運営。アナキズム文献センター運営委員。デザイナーとしても活躍。

稲田光造 (実験音楽)
「実験音楽の作家としてヨーロッパを中心に作品を多数リリースしています。また、対極に企業創業者として会社をいくつか立ち上げて経営しています。果たして両方を共存させる事はできるのでしょうか。」
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文化庁委託事業「平成23年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
制作: remo[NPO 法人記録と表現とメディアのための組織]
協力:NPO法人淡路島アートセンター/AIR大阪/大木自動車/クボソーコ/窪田航平/豊田達也/中村隆行/南野佳英/RESULT]

REMO DESK 2012年3月23日 | 固定リンク

展覧会

トーク/レクチャー

ライブ/パフォーマンス

その他

2012/03/16-03/25 メディア・ジム 道具をつくる身体をつくる Document Media Gym

メディア・ジム 道具をつくる身体をつくる
Document Media Gym

内田聖良 機械の言語を身につける
contact Gonzo 能動的滑落としての「山サーフィン」の開発
ROGUES’GALLERY 農民車をつくる

開催期間: 2012年3月16日(金) - 25日(日)15:00 - 20:00 (ただし16日は18:00 - 20:00)
会場: コーポ北加賀屋(大阪市住之江区北加賀屋5-4-12)
料金: 無料
*会場はかなり冷え込みますので、暖かくしてお越し下さい。

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remoでは本年Media Gymと称して、次代を担う新進芸術家にメディア芸術家に求められる基礎的な諸技術の学習機会を提供するワークショップを行なっています。近年ますますブラックボックス化・パッケージ化される「商品」に依存せず自分で出来るものは手ずからつくる力、いわばメディア芸術家の「基礎体力」の向上を目指すのが、Media Gymのもくろみに他なりません。
公募により選考された参加アーティスト3組は、すでに各々これまでの活動の枠をこえるあらたな試行錯誤をremoとともに模索してきました。このたび、約7ヶ月間にわたる活動のプロセスを展示という形で発表することとなりました。
アーティストの、愚直なまでのメディアとの格闘の軌跡を是非ご体験ください。

***会期中のイベント***

●アーティストトーク:内田聖良、contact Gonzo、ROGUES’ GALLERY
日時: 3月16日(金) 18:00 - 20:00
料金: 無料
事前申込不要


●ワークショップ: 内田聖良「回路をさわる(曲げるための①)」
電子回路は、回路図に沿って忠実に組み上げることとは別に、既製の回路をいじって作った側の意図を曲げながら自分のものにしていく方法があります。後者の方法を「サーキットベンディング」と呼びます。その第一歩は、回路の改造ポイント=ベンドポイントをあなたの指で探す身体的な行為です。サーキットベンディングを最近知った初心者内田聖良と既製の電子回路を曲げる第一歩、ベンドポイントを探す、を試みましょう。

日時:3月17日(土) 15:00 - 17:00
料金:無料(サーキットベンディング用に、電池式で、音や光が出るおもちゃをひとつ以上持参して下さい。壊れる可能性もありますので安いもので構いません。)
定員:5名
申込方法:住所、氏名、電話番号、e-mailを明記のうえ、mg@remo.or.jpへお申し込みください(先着順)。


●ワークショップ:contact Gonzo「山サーフィン大会」
「山サーフィン」のデモンストレーションとしての大会をゴンゾメンバーで山の中で開催します。自作道具により斜面の落下をどこまでコントロールできるのか、その形にどのように優劣が付けられるのか、ということを実地検証というか、バンバン滑ります。(希望者は試乗可)

日時:3月18日(日) 9:00-17:00(下山目安時刻)
会場:六甲山近郊(会場詳細・集合場所は参加者に別途お知らせします)
料金:無料 *交通費・飲食代は各自ご負担ください
定員:20名
申込方法:住所、氏名、電話番号、e-mailを明記のうえ、3月17日(土)までにmg@remo.or.jpへお申し込みください(先着順)。


●ワークショップ:フランコ・ベラルディ(ビフォ)「機械・身体・言語」
今回それぞれのアプローチから、身体を動かすこと、車をとりもどすこと、機械とのふれあい方をみつめなおすこと…そのような課題に取り組んできたアーティストたちと語りあう時間をみなさんを含めもちたいと考えました。お相手をしていただくのはメディア哲学者のビフォ。時計の起源から精神病理まで縦横無尽に駆けめぐるかれは今回、イタリアから4年ぶりの来日となります。

日時:2012年3月24日(土)・25日(日) 15:00 - 17:00
料金:無料
事前申込不要

REMO DESK 2012年2月18日 | 固定リンク

展覧会

ライブ/パフォーマンス

2012/03/16-03/25 ROGUES' GALLERY 農民車ショー

ROGUES' GALLERY 農民車ショー

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開催期間
2012年3月16日(金) - 25日(日) 15:00 - 20:00(ただし16日は18:00-20:00)
会場: コーポ北加賀屋 559-0011 大阪市住之江区北加賀屋5-4-12
入場無料

●農民車試走会
3月17日(土)・18日(日)・20日(火/祝)・24日(土)・25日(日)
13:00 - 15:00(12:30にコーポ北加賀屋に集合)
料金: 無料

自動車を“乗り物”としてではなく、動くメディアとして決定づける仕事によって近年国際的な評価も著しいアーティスト・ROGUES' GALLERY(ログズギャラリー)を招聘し、滞在制作した新作の発表を行います。
今回彼らが試みたのは「自作自動車(農民車/一個人の私有地での使用が目的)」の制作。
ほぼ毎週末、彼らは農民車が広く普及する淡路島で費やしました。車体フレーム作りからエンジン探しまで、完成品を購入するのが当たり前の自動車を自ら製作する事により“自動車”についての知識・認識を深めていきました。
ディーゼルエンジン特有の轟音響かせる農民車を是非この機会にご覧ください。

*農民車とは
農地等で玉葱などの収穫や運搬に使用される車で、兵庫県・淡路島・三原地区近辺に多く見られる独特な車両、車文化の事。多くは既製の中古車から抜き取ったエンジンやギヤ・車軸等の車の基本構造部分を鉄骨から作ったフレームに取付けて製作されたものでシンプルかつパワフルな作りをひとつの特徴とする。鉄工所が製作するある程度“規格化”されたものから、“オーダーメイド”なもの、また“ハンドメイド”なものまであり、様々な用途に応じての一点もの・手作りの農民車も存在する。

REMO DESK 2012年2月17日 | 固定リンク

ワークショップ

2012/02/05 急募!「ログズギャラリーと農民車を作ろうワークショップ」参加者募集!

自動車を“乗り物”としてではなく、動くメディアとして決定づける仕事によって近年国際的な評価も著しいアーティストROGUES' GALLERY(ログズギャラリー)を招聘し、滞在制作を行います。 今回かれらが試みたのは「自作自動車(農民車/一個人の私有地での使用が目的)」の制作。 ほぼ毎週末、彼らは農民車が広く普及する淡路島で費やし、満を持して最後の仕上げ作業を大阪で行います。完成品を購入するのが当たり前の自動車を自ら製作する事により“自動車”についての知識・認識を深めませんか。

定員10 名。 応募締切: 2月4日(土)

[参加者説明会]
*日時: 2月5日(日) 19:00
*会場: コーポ北加賀屋 (大阪市営地下鉄四つ橋線 北加賀屋駅徒歩5分)
559-0011 大阪市住之江区北加賀屋5-4-12
*参加無料
*応募先/問合せ先: info@remo.or.jp

[展覧会情報]
*期間:3月16日(金)~25日(日) 15:00~20:00 (ただし16日は18:00~20:00)
*会場: コーポ北加賀屋
*入場無料

*アーティスト
ROGUES' GALLERY (ログズギャラリー)
1993年に浜地靖彦(1970年大阪生まれ、大阪芸術大学卒)と中瀬由央(1971年大阪生まれ、大阪芸術大学卒)により結成されたアーティスト・ユニットの名称。音響システムを組み込んだ自動車による体感的ドライブ・パフォーマンスなどを行い、2006~07年には全国 16の美術館などでツアー。2008年国立国際美術館にてソロ・イベント。ドライブ・パフォーマンスのほか映像作品も制作し、大原美術館、高松市美術館に収蔵されている。 http://roguesgallery.jp/

REMO DESK 2012年1月30日 | 固定リンク

AHA! Project

上映会

トーク/レクチャー

2012/03/11 8ミリフィルム鑑賞会 豊崎東特集 - AHA!協力イベント -

*豊崎東アーカイブ事業 8ミリフィルム鑑賞会 豊崎東特集

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昭和30-50年代に家庭用に普及した8ミリフィルム。そこには、かつてのまち並みや暮らしぶりが記録されています。
今回上映する映像は、木造校舎だった頃の豊崎東小学校・護岸整備以前の、砂浜が広がる淀川河川敷・今はなき天六市場など、地域住民の皆さんからご提供いただいたフィルムをデジタル化したものです。
当時の映像を囲みながら老若男女ともに語り合う。そんなひとときをあなたも体験してみませんか?皆さまのご来場をお待ちしています。


日時:2012年3月11日(日) 14:00-15:00
会場:豊崎東小学校 会議室(大阪市北区長柄中2-3-30)
料金:無料(事前申込不要)
アクセス:大阪市営地下鉄「天神橋筋六丁目」駅5番出口から徒歩約10分
お問い合わせ:06-7502-5546(おおよど縁パワーネット/tel&fax)

 *上履き・スリッパ等をご持参ください
 *あたたかい服装でお越し下さい
 *駐車場はありません
 *どなたでも参加できます
 *当日は、デジタル化した映像をプロジェクターにて上映します

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*豊崎東アーカイブ事業
豊崎東地域の古い映像をアーカイブし、豊崎東小学校100周年に合わせ、地域の記憶を共有資源として地域内外のネットワークづくりのために活用することを目的としています。

主催:豊崎東はぐくみネット
協力:豊崎東地域社会福祉協議会 / 豊崎東ネットワーク委員会 / 豊崎東連合振興町会 / 豊崎東小学校PTA / 大阪市立大学都市研究プラザ / remo
コーディネート:おおよど縁パワーネット

REMO DESK 2012年1月 9日 | 固定リンク