トーク/レクチャー

2010/10/23 Breaker Project 「絶滅危惧・風景」

Breaker Project
「絶滅危惧・風景」

talk#01 ゲスト:Wei-liYeh/葉偉立

■日時:2010年10月23日(土) 16時~18時

■会場:コーポ北加賀屋 1F

■参加費:300円

2009年度から引き続きと題し、大阪の新世界、西成(山王、太子、飛田)エリアに残る昔ながらの町並みや人のつながりなどに焦点をあてたプロジェクトを実施しているブレーカープロジェクトでは、今後、急速に変わっていってしまうと予想されるまちの風景や生活の営みをもう一度見直し、未来のまちの在り方を考えていく機会をつくっていきたいと考えています。
今回は台湾より写真を主な表現メディアとする葉偉立(Wei-li
Yeh)氏を迎えて、公開の勉強会を行います。現在、築40年以上の映画館をアトリエに構え、改装をしながら空間自体を作品化しパブリックにオープンするなど、場と深く関わりながら大変興味深い活動を展開中です。こういったアーティストの活動が、周辺にどのような影響を与え変化をもたらすのか、その可能性や課題など、台湾での実践をもとに表現者の立場からお話しいただきます。


■ゲスト略歴:
葉偉立(Wei-liYeh)1971年台湾生まれ、台湾在住。1982年から2002年までアメリカに滞在、ロードアイランド造形大学ファインアートコースにて写真を学ぶ。2002年に台湾に帰国後、トレジャーヒルズ*に3年ほど滞在し、制作。場所や人との関わりを持ちながら制作を始める。現在、台北より1時間程離れた埔心(桃園県)にて築40年以上たつ映画館をアトリエにかまえ、若い作家や学生などと改装しながら場所自体も作品化している。また“スーパーフライデー”と題し、ゲストを招いた様々なイベントも毎月行う。2010年の台北ビエンナーレの参加作家であり、プレイベントの会場の一つとして、オープン前にオールナイトのイベントを開催するなど、多岐に渡る活動を展開する。(*トレジャーヒルズ/Treasure
Hill: 台北市内に残る不法に建てられていった居住地区。取り壊す予定だったところ、台北市文化局により保存が確定、リノベーションされ、2010年10月にアーティストインレジデンスおよびユースホステルとして再オープンしたエリア)

breaker

Wei-Li Yeh & Yu-Hsin Wu / THTP Archive Room B / Series # 17of 24 / 2006
-- from The THTP Project / Phase Five / Oversight / 2008 series


■会場へのアクセス
地下鉄四つ橋線「北加賀屋」4番出口より徒歩5分
住所:大阪市住之江区北加賀屋5-4-12
マップ: https://www.remo.or.jp/ja/2008/0101-212.html


■問い合わせ先
Breaker Project 実行委員会
Tel:080-6172-8667
E-mail:info@breakerproject.net
URL:http://breakerproject.net/


主催:大阪市
助成:地域創造/文化・芸術による福武地域振興財団
企画・運営:ブレーカープロジェクト実行委員会/(財)大阪城ホール文化振興部
協力:財団法人石橋財団/NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ
[AIT/エイト]/サントリー文化財団「人文科学、社会科学に関する研究助成」(「芸術と地域社会―日本と東アジアの比較研究」)/NPO法人remo[記録と表現とメディアのための組織]

REMO DESK 2010年10月20日 | 固定リンク

remoscope

ワークショップ

2010/08/27 night remoscope workshop in 神保町

remoscope史上初の夜開催です。みなさまのご参加をお待ちしております。

yokosuka.png

[remoscope]とは、remoが考案したリュミエール・ルール*に則り撮影された映像を総称する造語です。このワークショップでは、特別な技術はまったく必要ありません。初心者、経験者を問わず「作品」をつくることができ、それぞれの作品を参加者とともに鑑賞し楽しみます。なにげない風景がさまざまな視点で切り取られ、異化されていくその静かな驚きを味わう…そんな“句会”のようなワークショップです。今回は涼しさを夜に期待して、本の街と言われる神保町にて開催します。

【日時】2010年8月27日(金) 19:00-23:00
【場所】路地と人 http://rojitohito.exblog.jp/
【参加費】1000円
【機材】こちらでご用意しております。
【定員】10名
【申し込み】氏名・連絡先(e-mail/電話)を明記の上rojitohito(at)gmail.com (at)を@に変えて送信してください
【企画】remo*TOKYO [NPO法人 remo/記録と表現とメディアのための組織]

*【リュミエール・ルール】固定カメラ/無音/無加工/無編集/ズーム無し/最長1分

【参考URL】http://remoscope.net/

*現在、海外の多くでは「lumiere video」の呼称でも知られています。
http://videoblogging.info/lumiere/

REMO DESK 2010年8月11日 | 固定リンク

展覧会

ライブ/パフォーマンス

2010/02/26-28 Phill Niblock [The Movement of People Working] フィル・ニブロック展+新作による演奏会

ニューヨーク・ミニマルミュージックシーン の重鎮、フィル・ニブロック氏を招き、演奏会と展覧会を行います。1958年よりニューヨークで活動を始め、その後、数十年にわたり、映像、音楽ともに一貫した方法論を用いるその表現は「究極のミニマリズム」と称され、賞賛され続けています。今回、1991年を最後に制作されていなかった彼の代表作「The Movement of People Working」シリーズの撮影を住之江区北加賀屋界隈の工場地帯、浪速区木津市場などで行いました。展示では、建築廃材の粉砕場、木工場、旋盤工場、卸売市場などで日々、淡々と働く人々の姿が、ニブロック氏特有の大音量のドローンとあわせて上映され、26日には本人によるライブ・パフォーマンスも行われます。メディア・アートの歴史において孤高とも言えるそのプレゼンテーションを是非、ご体験ください。

開催日時
展覧会:2010年2月26日(金)~28日(日) 13:00~20:00(28日のみ17:00まで)
演奏会:2010年2月26日(金) 19:00~21:00

入場料:
展覧会:無料
演奏会:1000円/アーティスト・フリー (アーティストは受付にてお申し出いただくと入場無料となります)

会場/お問い合わせ:remo
TEL/FAX:06-6686-5757(14:00-18:00/不定休) /E-mail:info@remo.or.jp
559-0011 大阪市住之江区北加賀屋5-4-12 コーポ北加賀屋

アクセス:地下鉄四つ橋線北加賀屋駅「4番出口」から徒歩5分

Phill Niblock/フィル・ニブロック
1933年、アメリカ・インディアナ生まれ。メディア・ アーティスト。音楽の他にビデオ・フィルム・写真など 表現方法は多岐にわたる。ニューヨーク・ミニマルミュージックシーンの重鎮として、1980年代から76歳になる現在まで徹底したそのスタイルは、ソニック・ ユース、ジム・オルークなど多くのアーティストに影響を与えている。1968年より、ニューヨークのExperimental Intermedia (以下、EI) に所属、1985年よりディレクターを務める。近年はゲ
ント(ベルギー)でEIを設立し、アーティスト・イン・ レジデンス(滞在制作)を主催している。
http://www.phillniblock.com/

現代芸術創造支援事業 「メディア・アーティスト・イン・レジデンス・プログラム」
国内外の優れたメディア・アーティストを大阪に招き、 周辺地域を中心に制作、発表を行うとともに、若いアーティストや学生と交流をはかります。

主催:大阪市
企画運営:NPO remo [記録と表現とメディアのための組織]/財団法人大阪城ホール 文化振興部
協力:住之江区加賀屋連合町会/大阪木津地方卸売市場/撮影にご協力いただいた皆様

REMO DESK 2010年2月14日 | 固定リンク

お知らせ

2010/02/22-28 「メディア・アーティスト・イン・レジデンス・プログラム」 参加者募集

2010年2月22日より、remoではフィル・ニブロック氏を再度大阪に招き、制作、発表を行います。今回、昨秋に引き続き、1991年の時点から制作されていない「The Movement of People Working 」の映像撮影を大阪市住之江区界隈の工業地帯や市内にて行います。この制作に参加し、フィル・ニブロック氏の徹底したその方法論の現場を経験したい若いアーティスト、学生を募集します。

詳細は、info (at) remo.or.jp まで、お問い合わせください。
*残り若干名の募集となります。

Phill Niblock/フィル・ニブロック
1933年、アメリカ・インディアナ生まれ。メディア・アーティスト。音楽の他にビデオ・フィルム・写真など表現方法は多岐にわたる。ニューヨーク・ミニマルミュージックシーンの重鎮として、1980年代から76歳になる現在まで徹底したそのスタイルは、ソニック・ユース、ジム・オルークなど多くのアーティストに影響を与えている。1968年より、ニューヨークの
Experimental Intermedia(以下、EI)に所属、1985年よりディレクターを務める。近年はゲント(ベルギー)でEIを設立し、アーティスト・イン・レジデンス(滞在制作)を主催している。

「一貫して同じ『独自』の美学を追及している。」(ヴィレッジ・ヴォイス誌)
http://www.phillniblock.com/

REMO DESK 2010年1月30日 | 固定リンク