Alternative Media Gathering
2008/06/7・14・21 Alternative Media Gathering 08/「もうひとつのメディア」のための集い08
remoでは、これまでの5年間を通じて、韓国のメディアクト、スペインのラス・アゲンシアス、ラテンアメリカのラジオ活動、「パブリックアクセスの母」 ディー ディー・ハレック、マイクロFMの粉川哲夫をはじめとしたメディア実践家を世界各地から招き「もうひとつのメディア」のための集い (Alternative Media Gathering)を継続してきました。
このたびは大学・研究機関の協力によって海外から著名な実践家や研究者を招き、あらためて、「表現・出版・社会・メディア」といった多角的な視点から〈オルタナティヴ〉を考えるシリーズを開催いたします。今回どんなゲストが来日されるのか、また追ってプロフィールやイベントの詳細をお伝えいたします。今回はそのプレ企画として、かれらを迎えるためのインフォツアーそして読書会のご案内です。是非ご参加ください。
[インフォツアーからキャンプへ:映像のオルタナティブ]
「運動は身体によい。」それは、remo企画の美術展「ビデオ・ランデブー」でワーク・イン・プログレス作品として仮設インフォショップを提示したイルコモンズの言葉。ディセント・ネットワーク(独)のインフォツアーをきっかけにはじまった日本からのインフォツアー。シネマ・ヴェリテの前衛というにふさわしい自主制作映像の数々。
その情報と体験を共有して、未来につなげるインフォツアーが再びやってきます。
日時:6月7日(土)14:00~18:00
プログラム:インフォツアー概要/ツアーエピソード/ツアーからキャンプへ
ゲスト:樋口拓朗、小田マサノリ(イルコモンズ)他
司会:濱西 栄司(京都大学文学研究科)
参加無料
[読書会のオルタナティヴ]
次週以降に招かれる海外からのゲストの思考を学び、共有し、わたしたちの「道具」として身につける明日のための読書会。
- 文献:マウリツィオ・ラツァラート他「マルチチュードの政治」、ジム・フレミング+酒井隆史「ポスト・アウトノミアのメディア状況」、フランコ・ベラルディ(bifo)「今日オートノミーとはなんであるか?」、デヴィッド・グレーバー「前衛主義のたそがれ」他
日時:6月14日(土)14:00~18:00
報告者:募集中!(希望者にはあらかじめ資料のコピーを送付いたします)
参加無料
[「もうひとつのメディア」のためのパーティ]
- 第一部「表現のオルタナティヴ」
・ゲスト:マリーナ・シトリン+デヴィッド・ソルニット+デヴィッド・グレーバー+高祖岩三郎
- 第二部「出版のオルタナティヴ」(16:00~19:00)
ゲスト:ジム・フレミング、VOL、ココルーム文庫、洛北出版、indymedia japan、フリーターズフリー、キョートット、他。
日時:6月 21日(土)11:00~21:00
参加無料
海外ゲスト
デヴィッド・グレーバー(David Graeber)
人類学者/活動家。ロンドン・ゴールドスミス・ユ二バーシティー常勤講師。人類学的価値論と民族誌学の視点から、シアトル以降のグローバル・ジャスティス・ムーブメントの体験に始まる現代アナキズムを熟考することで、理論と活動の関係を刷新しつつある。現代欧米の活動家/理論家たちに多大な影響を与えて いる。
マリーナ・シトリン(Marina Sitrin)
社会学者/弁護士/活動家。現在サンフランシスコのカリフォルニア・ニューカレッジにて助教授を勤めると同時に、ニューヨーク州立大学スト-ニーブルック校で博士課程。シアトル以降、Direct Action Networkを通してグローバル・ジャスティス・ムーブメントに係わり、同時に研究および実践として、南米ことにアルゼンチンの社会運動と密接な関係を築いてきた。
ジム・フレミング(Jim Fleming)
出版者/編集者。コロンビア大学教授シルベール・ロトリンジェと共に、出版シリーズSemiotext(e)を設立しフランスの先端的思潮をアメリカに紹介する役割を果たしつつ、Autonomedia出版を設立し、アメリカのみならず世界のオルタナティブな運動と文化の育成/紹介に勤めて来た。Autonomediaは独自の編 集集団の自律的な合議制、合作体制によって、書物とメディアを制作してきたが、それはフレミングの創意に負う所が大きい。
デヴィッド・ソルニット(David Solnit)
活動家/文筆家。反グローバリゼーション運動における主要な戦術家/イデオローグの一人。著作家/活動家レベッカ・ソルニットとは兄妹。Diggers, Yippies, Situationistsの伝統から(巨大パペットなど)芸術的闘争戦術を受け継ぎ、街頭行動に応用してきた。
[その他イベント]
6/22(日)学校のオルタナティヴ(関連イベント@公園)資源再生アート・ワークショップ
「青空大学 - パペットをつくろう!」
*ゲスト:デヴィッド・ソルニット、デヴィッド・グレーバー他
6/23(月)労働・雇用・保障のオルタナティヴ(関連イベント@立命館大学)
*ゲスト:マウリツィオ・ラッツァラート
7/11(金)メディアのオルタナティヴ
*ゲスト:フランコ・ベラルディ(bifo)他(予定)
「運動は身体によい。」それは、remo企画の美術展「ビデオ・ランデブー」でワーク・イン・プログレス作品として仮設インフォショップを提示したイルコモンズの言葉。ディセント・ネットワーク(独)のインフォツアーをきっかけにはじまった日本からのインフォツアー。シネマ・ヴェリテの前衛というにふさわしい自主制作映像の数々。
その情報と体験を共有して、未来につなげるインフォツアーが再びやってきます。
日時:6月7日(土)14:00~18:00
プログラム:インフォツアー概要/ツアーエピソード/ツアーからキャンプへ
ゲスト:樋口拓朗、小田マサノリ(イルコモンズ)他
司会:濱西 栄司(京都大学文学研究科)
参加無料
[読書会のオルタナティヴ]
次週以降に招かれる海外からのゲストの思考を学び、共有し、わたしたちの「道具」として身につける明日のための読書会。
- 文献:マウリツィオ・ラツァラート他「マルチチュードの政治」、ジム・フレミング+酒井隆史「ポスト・アウトノミアのメディア状況」、フランコ・ベラルディ(bifo)「今日オートノミーとはなんであるか?」、デヴィッド・グレーバー「前衛主義のたそがれ」他
日時:6月14日(土)14:00~18:00
報告者:募集中!(希望者にはあらかじめ資料のコピーを送付いたします)
参加無料
[「もうひとつのメディア」のためのパーティ]
- 第一部「表現のオルタナティヴ」
・ゲスト:マリーナ・シトリン+デヴィッド・ソルニット+デヴィッド・グレーバー+高祖岩三郎
- 第二部「出版のオルタナティヴ」(16:00~19:00)
ゲスト:ジム・フレミング、VOL、ココルーム文庫、洛北出版、indymedia japan、フリーターズフリー、キョートット、他。
日時:6月 21日(土)11:00~21:00
参加無料
海外ゲスト
デヴィッド・グレーバー(David Graeber)
人類学者/活動家。ロンドン・ゴールドスミス・ユ二バーシティー常勤講師。人類学的価値論と民族誌学の視点から、シアトル以降のグローバル・ジャスティス・ムーブメントの体験に始まる現代アナキズムを熟考することで、理論と活動の関係を刷新しつつある。現代欧米の活動家/理論家たちに多大な影響を与えて いる。
マリーナ・シトリン(Marina Sitrin)
社会学者/弁護士/活動家。現在サンフランシスコのカリフォルニア・ニューカレッジにて助教授を勤めると同時に、ニューヨーク州立大学スト-ニーブルック校で博士課程。シアトル以降、Direct Action Networkを通してグローバル・ジャスティス・ムーブメントに係わり、同時に研究および実践として、南米ことにアルゼンチンの社会運動と密接な関係を築いてきた。
ジム・フレミング(Jim Fleming)
出版者/編集者。コロンビア大学教授シルベール・ロトリンジェと共に、出版シリーズSemiotext(e)を設立しフランスの先端的思潮をアメリカに紹介する役割を果たしつつ、Autonomedia出版を設立し、アメリカのみならず世界のオルタナティブな運動と文化の育成/紹介に勤めて来た。Autonomediaは独自の編 集集団の自律的な合議制、合作体制によって、書物とメディアを制作してきたが、それはフレミングの創意に負う所が大きい。
デヴィッド・ソルニット(David Solnit)
活動家/文筆家。反グローバリゼーション運動における主要な戦術家/イデオローグの一人。著作家/活動家レベッカ・ソルニットとは兄妹。Diggers, Yippies, Situationistsの伝統から(巨大パペットなど)芸術的闘争戦術を受け継ぎ、街頭行動に応用してきた。
[その他イベント]
6/22(日)学校のオルタナティヴ(関連イベント@公園)資源再生アート・ワークショップ
「青空大学 - パペットをつくろう!」
*ゲスト:デヴィッド・ソルニット、デヴィッド・グレーバー他
6/23(月)労働・雇用・保障のオルタナティヴ(関連イベント@立命館大学)
*ゲスト:マウリツィオ・ラッツァラート
7/11(金)メディアのオルタナティヴ
*ゲスト:フランコ・ベラルディ(bifo)他(予定)
REMO DESK 2008年6月 1日