remoとは
プロジェクトについて
AHA! [Archive for Human Activities / 人類の営みのためのアーカイブ] (2005〜)
8ミリフィルム・写真・手紙といった "市井の人びとの記録" に着目したアーカイブづくりのプロジェクトです。目下、全国各地の市民団体、大学機関、美術館などと協働しながら、記録と記憶に関するさまざまなメディアづくりに取り組んでいます。始動以来、「時間的/空間的な隔たりを前に、イメージはどのように働くのか」という問いを追究しています。キャッチコピーは「小さな記録の誕生日を祝おう」。
https://aha.ne.jp/
Alternative Media Gathering (2004〜)
市民が主体となり発信するメディアやその手法、また、メディアを用いた新しい学習方法や表現方法の現状を把握するための研究会です。
https://www.remo.or.jp/ja/project/gathering/
ご近所映画クラブ (2009〜)
映像作家ミシェル・ゴンドリー氏設計による、映画をつくるワークショップ・プログラムです。参加者が「企画し」「計画をたて」「撮影をする」の3段階を相談しながら3時間で映画をつくります。専門的な知識や技術がなくてもOK。ムービーカメラを文房具のように手軽に扱いながら、作品を作り出す喜びを、みんなで共有するプログラムです。
https://www.remo.or.jp/ja/project/48/
remo出版レーベル(2023〜)
remoが取り組んでいるプロジェクトの成果を発信し、ひろく共有するための自主出版事業です。本を「つくる」ことと「届ける」こと、そして読書の経験を「分かち合う」こと。全国の書店を媒介(メディア)としながら、これらを一体的に続けるための仕組みづくりを目指しています。レーベル第1弾として、AHA!による企画編集の書籍『わたしは思い出す』を2023年に初版1,000部を発行しました。第2弾は『なぞるとずれる(仮称)』を発行予定です。
https://aha.ne.jp/iremember/
remoscope (2004〜)
remoが考案したリュミエール・ルール【固定カメラ / 無音 /無加工 / 無編集 /ズーム無し/最長1分】に則り撮影された映像を総称する造語です。remoscopeワークショップ は、それぞれの視点で撮られた映像を持ち寄り、上映、談義する...いわば"句会"のような観賞会です。特別な技術は全く必要なく、お初心者、経験者問わず「作品」を創作し、それらを発表し、お互いに鑑賞し合うことができる場です。2005年より子どもからお年寄りまでさまざまな年齢層の人々を対象にワークショップを展開しています。
http://remoscope.net
これまでのプロジェクト
artist pick up (2006〜2013)
現代美術の分野における映像表現に焦点をあて、従来の映像文法を超えた新しい表現を行う国内外のアーティストを紹介。モニターやスクリーンでの上映や空間全体を使ったインスタレーションなど、さまざまなアプローチで展開します。
wallstream (2003〜休止中)
映像表現の一部が「動く壁紙」あるいは「インテリア/エクステリアとしての映像」として、近い将来、広く活用されていくとの予測から、これまでの映像文法を越えた、そのアウトプットにふさわしい表現や手法の構築=事例づくりをおこなうプロジェクトです。
remember 3rd Monday (2003〜休止中)
毎月・第3月曜日、当日持ち込み方式による映像表現のフリー・プレゼンテーションの場です。持ち込まれた作品を鑑賞したのち、作者自身の解説や鑑賞者とのディスカッションの場としても機能しています。完成作品はもちろん、テスト段階の作品を持ち込んでいただきブラッシュアップする場としても活用していただけます。また[remoscope]の持ち込み上映も同時開催しています。