artist pick up

2006/01/20-22 + 01/26-29 + 02/02-04 大阪現代芸術祭プログラム New Visionaries/ artist pick up フジタマ・松本力

remoでは映像を言語では表現できない様々な情報や価値を運ぶことのできるメディアとしてとらえ、「個人を発信源とする多種多様な表現」の活性化を目的とした研究会New Visionariesでは、映像史の再検討をするとともに、新たな映像表現の鑑賞/批評の場の創出、またワークショップなどを通して今後の映像の役割、可能性を見い出す活動を行っています。現在見受けられる多種多様な映像表現[post movie]が、今後わたしたちの社会の中でどのような役割を果たすことになるのか?今回のアーティストピックアップでは、新進気鋭の若手作家、フジタマ と松本力の二人を迎えそれぞれの作品の展示と、二人のビデオレターによるコラボレーション作品を紹介。それぞれの作家による多様な表現は、わたしたちの中に潜在する何かを呼び覚まし、未来へ向けたツールとしての「映像」を示唆することとなるでしょう。

日時:2006年1月20日(金)-22日(日)・1月26日(木)-29日(日)・2月2日(木)-4日(土) 15:00-20:00
**2月3日(金) 19:00- お楽しみ企画計画中!!

ゲスト(2月3日):フジタマ/松本力

フジタマ
1971年京都生まれ 2000 京都市立芸術大学大学院美術研究科修了
映像やパフォーマンス、インスタレーションなど様々なメディアを使った表現活動を行う。アートスペース虹(京都)での個展(1997, 1999, 2003年)をはじめ、KYOTO X AMSTERDAM -New Directions-(京都芸術センター/2001)、六本木クロッシング(森美術館/2004)などのグループ展出品、「ブリコラージュ・アート・ナウ」(国立民族学博物館/2005年)では、博物館の収蔵品を使った映像作品を制作する。

松本力 
1967 東京生まれ、1991 多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン専攻卒業
一コマずつ手描きによるローテクのアニメーションを制作、絵による映像表現を目指す、絵描きでありアニメーション作家である松本力。異ジャンルのアーティストとのコラボレーションも多く、「美と出会う」(NHK教育)タイトル映像制作(2001年)なども手掛ける。ミュージシャン「オルガノラウンジ」のライブには、VJとして参加。オリジナル映像装置「絵巻物マシーン」シリーズの国内外での展示や、同マシーンによるワークショップを商店街や学校、病院などで積極的に実施。また、六本木トンネル側道の壁や駒澤オリンピック公園西口にて壁画制作を行うなど幅広く活動。

入場料:300円(2/3のみ1000円)
主催:大阪市/(財)大阪都市協会
企画・制作:雨森 信/remo [NPO法人記録と表現とメディアのための組織]
REMO DESK 2006年1月20日